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2013年5月19日 (日)

NHKEテレ:吉田秀和の軌跡

昨深夜NHKEテレで「言葉で奏でる音楽・吉田秀和の軌跡」が放映された。
新聞でオンエアされることは確認していながら床についてしまったが、妻が録画予約してくれていて幸いなことに見ることができた。

番組中のゲストのコメントから推して'07年の再放送と思われる。
改めて吉田秀和の業績の偉大さを思い知らされた。

池辺晋一郎が「主題と変奏」(吉田秀和全集第2巻所収)からモーツァルトについての部分で吉田の精妙な叙述について語り、

吉田自ら、小林秀雄「モーツァルト」が音楽評論を手掛ける契機となったこと、小林の「モーツァルト」の当時のインパクトとその限界について語るところなどは、殊に印象に残った。

戦後斎藤秀雄等と「子供のための音楽教室」を立ち上げ、中村紘子、小沢征爾等逸材を多数輩出、
'50年代末に吉田を中心に発足した現代音楽研究所が主催した'61年の第4回現代音楽祭で初演された武満徹「環(リング)」は、大きな果実だったことが画面上で語られる。

この作品に関心が向いたのは、自分がギターを嗜むこともあって、フルート、ギター、リュートのための作品であるということ(ナレーションによる)。

TV画面に映し出された初演時と思われる写真を見ると、ギター奏者は多分小原安正。フルートは吉田雅夫か?
リュートは写真が不鮮明でわからない。
また、ステージ右側にはパーカッションと思しき奏者がいる。

思えば、朝日新聞夕刊の「音楽展望」、単行本で読んだ「現代の演奏」等で、吉田からは随分いろいろ吸収した。
ホロヴィッツ、グールドを知ったのも吉田秀和からだ。

また、これを契機に音楽へもっと時間を割いて行こうと思った。

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