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2014年12月 9日 (火)

今年も師走の富士

先月から富士が見える日が多くなっている。
今年は例年より寒くなるのが早いが、富士の冠雪の方も先月半ばに一気に進行した。

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上は6日(土)朝の富士。
下は翌7日(日)早朝、月の入りの模様。

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夜明け間もない時間で背景の空はピンクがかっている。
ぼんやりしているが左に富士が見える。
ちょっと面白い写真だ。

7日朝のTV朝日「題名のない音楽会」で宮本文昭の引退予告があった。
今年65歳だそうで、来年3月を以って指揮者を引退するそうだ。

宮本の指揮ぶりは情熱的で、真しで、ひたむきであり、私は「題名」を通してしばしばそれを目にして感銘を受けるとともに、何か元気をもらったような気になったものである。

今回は音楽監督を務める東京シティフィルを率いて、ベートーヴェン「交響曲5番」とショスタコーヴィチのやはり「交響曲5番」の共に第4楽章の一部他を振った。

指揮台上の彼は言ってみれば体育会系で、大変アクションが大きい。
それを「指揮をすることで得られるものは多いが、全身的ダメージも大きい。自分はスタイルを変えることが出来ないので、引退を決意した。」と弁明、体力的な限界を感じて来たということか。

彼はもともとオーボエ奏者で、永年ドイツのオーケストラで活躍していた由。
演奏家として一流を極めて指揮へ転じる、という行き方が自分には今ひとつ良くわからないのだが、アシュケナージとかバレンボイムとか同じような人はいる。

最近ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」をホロヴィッツのCDで聴いていて、たまたまFMでエアチェックしたアシュケナージのものが出て来たので聴いたら、これがすごく良かった。
アシュケナージは演奏からは多分足を洗ったのだろうから、これを聴いて偉大なピアニストを失うという損失を我々は被ったことになると思った。

とはいえ、詰まる所誰でも一人の人間であることに変わりはない。
人それぞれの事情があるのだろうが、先に伊能忠敬、ファーブルに思いを致した身には、退くにはまだまだ宮本は若すぎるとしか思えない。

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