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2015年1月 9日 (金)

ホテルオークラのお正月(その3)

元日のディナーは「ラ・ベル・エポック」。
今や伝説上の人物となりつつある故小野正吉シェフが築いたオークラフレンチの真髄を伝えるレストラン、と云うとものものしくなってしまうが、一度はこのレストランの料理を体験したいと思うようになって、今回それが実現した。

早い時間を希望したのだが午後8時からのみと云われて、部屋で待機していたら7時前に電話があって7時15分が空いたとのこと。
別館最上階の12Fの一角を占め、レストラン内は照明を落とし、別世界へ迷い込んだよう。

コース・メニューは2つ。上のランクの方にした。
ワインは分からないので勧められた白ワイン、ボルドーだったかブルゴーニュだったか覚えていないがレシートの記載に従うと’Meursault’。
正真正銘のフルコースで、洗練された盛り付け、食器、そして勿論味、そしてサービスを心行くまで味わった。

サービスは品格を保ちつつも、ゲストのレベルに立って不愉快な思いをさせない気配りがあり、サービスを受ける側としては堅苦しさを感じることなく料理を楽しむことが出来た。

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パプリカとタマネギのムースに続いて、上の写真は2品目。本鮪と間八のマリネ。アンチョビソースの皿へのかけ方が芸術的。
次に供されたのが’ダブルコンソメ’。これもオークラの看板料理だ。
濃厚な味わい。お正月ということでか金粉を入れて華やかさを出している。

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妻がチョイスした’特選和牛フィレ肉のパイ包み焼き”ウェリントン風”、オークラの「絶対の一品」になっているメニュー。
パイの内側にフォアグラのパテが塗りこめられ、中に牛フィレ肉が入った一品。
自分はもう一つの肉料理、シャラン鴨胸肉のロティと腿肉コンフィの煮込みを選んだ。

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先の料理を裏から見たところ。周囲に配置されているのはマッシュドポテトに乗せた温野菜。人参はオークラのシンボルのイチョウに象られている。

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これはデザート。「タルトタタンと薔薇に見立てた林檎のコンポート」。
ロアール地方(だったか?)のレストランで考案されたもので、正に皿の上に造形された芸術。
食べるのが勿体ない。バニラアイスにまぶされた黒い小片を口に含むと不思議な味わい・・・ちょっとハバ海苔みたいな磯の香を感じさせる。
聞くとトリュフだった。

最後にコーヒー。
豆の種類を聴くと「トラジャ」とのこと。
切れ味のあるシャープな感じ。お代わりを2回する。

ワゴンで小菓子を自由にチョイス。
洒落た感じの物ばかりで全部取りたいくらいだったが、ベリー3種が載ったミニタルト他2個を選んだ。

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