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2016年1月22日 (金)

東京散歩1-日本橋室町~八重洲

「三井家伝世の至宝」展の会場である三井記念美術館のある三井本館は今回が初めて。
日本橋三越へは来た事があると思うが、よく覚えておらず日本橋そのものに縁がないまま今日まで齢を重ねてしまった。

地下鉄銀座線が最寄で、三越前駅がある。あと半蔵門線も近い。
内房線直通で乗り換えしないで済む総武線快速の新日本橋で下り、中央通り下の地下通路を歩くと程なく三井タワーに行き着いた。
丁度お昼時で地下のお店は食事客でいっぱい。
「サルヴァトーレ・クオモ&バール」という店で日替わりパスタの大盛りを食べた。

エスカレータで1階へ上がり、ロビー左隅にある美術館専用エレベータで7階へ。展覧会については前回ブログで書いたとおり。

展覧会を見終え、三井ビルを出て東京駅を目指す。本館と三越が挟む通りへ折れる。本館も三越も歴史を感じる重厚な建物だ。
しばらく歩くと右に日銀、左は三菱東京UFJ銀行が現われる。
やがて外堀通りへぶつかり、目の上には首都高都心環状線がここで大きくカーブしている。日本橋川の上を走っていて、川に架かるのは歩いて来た通りの正面が常盤橋、外堀通りの八重洲へ続く側が一石橋だ。
一石橋を渡り、外堀通りを東京駅方面へ歩いて行くと丸の内トラストタワーにさしかかる。シャングリ・ラ・ホテル東京があるビルだ。外堀通りの右側は東京駅の八重洲側なのに地名は丸の内で、左が八重洲だ。ともに1丁目。
隣がグラン東京ノースタワー。大丸が入っているビルだ。ここまで来れば東京駅の域内と言っていいだろう。

東京駅南口近く駅ビル内のマクドナルドでコーヒー(M)を飲む。これが色の付いたお湯みたいでコーヒーを飲んでいる感じが全然ない。プレミアム・ローストとして売り出した当初は結構おいしかったが、この時は味もそっけもない感じだった。Sにしなかったことを後悔。
壁に向かって幅の狭いカウンターに座り心地の良くない自転車のサドルを固くしたような椅子。周りはパソコンの画面を見つめたり、周りの迷惑も顧みず大きな声で英語で電話をする者等、おおむね若い人ばかり。
しばらくコーヒーを飲むことに専念してから持参の新潮文庫の漱石「門」を開いた。第2章の休日に一人駿河台下へ出て街の店を覗く宗助のくだり。

「門」を読んでいる内、予定していなかったがここまで来たのでということで八重洲ブックセンターへ行った。
時間がないのでエスカレータで2階へ上がった処で1階へ戻り、奥から入口方面へ見て行くと谷崎潤一郎のコーナーがあり、作家論、作品論等種々置いてある中にあったKAWADE夢ムック谷崎潤一郎」をGET。ちょうど谷崎のガイドブックが欲しかったところだった。
壁際のパンフレット類を置いてあるキャビネットにあった「図書」1月号を貰った。いずれ劣らぬ錚々たる執筆者の中に池内紀氏の「「椋鳥」の秘密」という一文がある。暮れのNHKFM「日曜喫茶室」でも話題になっていた岩波文庫の池内紀編注「鴎外椋鳥通信」全3分冊の紹介文だ。
短時間の中の幸福な出会いで、やはり来て正解だった。

それからまた大丸まで戻り、デパ地下で惣菜(RF/1)をGET。この日歩いた中では大丸地下が最も人が多かった。文字通り立錐の余地がない。
そして中央口から京葉線ホームまで行く。
途中動く歩道があるとはいえ、結構距離がある。この日は随分歩いた。

地下1階になるのか(?)、京葉線の最上階フロアにある成城石井で車内用にサンドイッチと缶コーヒーを買おうとしたが、レジ前に行列が出来ていて時間が切迫していたので今回は発着ホームの「NEW DAYS」にして、ぎりぎり発車に間に合った。17時30分発の特急さざなみである。
東京へ出た際の帰りは特急を利用するのが最近のささやかな楽しみになっている。1時間で木更津へ着いてしまうのも魅力で、葛西臨海公園の大観覧車、水族館のドームや東京ディズニーランド等の夜景を見ながらサンドイッチをぱくつくのもいい。2人掛けのシートだがまず間違いなく占有でき、普通電車と違い気ままにリラックスできるのがよい。(了)

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