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2016年2月 8日 (月)

題名のない音楽会

昨日の題名のない音楽会はギターの村治佳織、奏一姉弟がゲストだった。
まずはホストの五嶋龍の歓迎演奏。
1.サラサーテ「スペイン舞曲集からサパテアード」ピアノ伴奏居福健太郎

ギターという楽器の特徴をいろいろ紹介していたが、先ず独奏楽器として旋律、伴奏が可能であることと、様々な効果音が出せること、一例としてタブレット奏法を取り入れているソロ作品を村治佳織が演奏。
2.ビゼー、佐藤弘和編曲「ギターのためのカルメン組曲」より
村治佳織は易々と弾いていたが、中々の難曲である。佐藤氏の編曲も素晴らしい。

次は姉弟のデュオで
3.べリナティ「ジョンゴ」
二人とも技術レベルは高く、安定感のある演奏を展開、即興的な曲想を颯爽と弾き切った。

次に奏一がギターのテクニックを紹介、アルペジオでバッハ「シャコンヌ」のアルペジオの部分を紹介、五嶋龍もヴァイオリン曲が出て来てやや意表を突かれたようだ。
ヴァイオリンでは弓一本で複数弦にまたがり音を出さねばならないので大変という意味の五嶋龍の弁のあと、一緒にやりましょうと二人が同じパッセージを弾き始めたが、ギターは余裕で音を出していた一方、五嶋はいきなりだったこともあったか、すぐつかえてしまった。

それと、トレモロ奏法の「アルハンブラの想い出」。するとお返しに五嶋がヴァイオリンにアレンジされた「アルハンブラ」を披露。調は違うようだ。
お互いに相手の楽器の作品を弾き合うという面白い趣向となった。

最後は五嶋龍・村治奏一のデュオ
4.パガニーニ「ヴァイオリン、ギターのためのカンタービレ」
五嶋の音は、芯があり存在感に満ちている。この曲のギターパートは技巧的には初級クラスだと思うが、奏一は単純な音を実に味わい深く、アゴーギグを利かせて成熟した演奏を展開した。
それを慈しむような表情で聴く佳織がアップされる。と、後方すぐ右になんとジュリアン・ブリームのLPジャケット「Classic Guitar」(邦盤タイトル:クラシックギターの至芸)が!
この日の佳織の楽器は何かわからなかったが、従来から彼女はJ.L.ロマニロスで、ブリームもたしか同じだったはず。
奏一の方は、サウンドホールのモザイクから多分I.フレタだと思う。
五嶋は暗譜演奏。この曲との接点がどのようなものかわからないが、これもすごい!

「題名のない音楽会」でギター三昧できたこと、それも村治姉弟だったのはとても感慨深い。

それと昨朝は冠雪の富士が鮮やかだった。

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右の丹沢山塊もたっぷり雪をいただいている。

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これは昨日ではないが1月26日の夕富士。夕焼けに映える富士のシルエットもいつもながら素敵だ。

また昨朝久々の散歩でいつものコースの水路に浮かぶ鴨の群れを見た。鴨たちはのんびり、のどかで、見ていて愛おしく幸せな気分になれた。
またここは桜の名所でもあるが、枝を見ると蕾が出来つつあるのがわかった。
立春も過ぎ、春は刻一刻と近くなっている。

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