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2017年5月

2017年5月31日 (水)

箱根・熱海-4

かんぽの宿熱海は丁度1年振り。昨年は別館が工事中だった事もあり本館に宿泊したので、今回は別館を利用した。部屋は204号室で、和室とベッドルームがあり、充分な広さでゆったりくつろぐ事が出来た。

本館は9階建てだが別館の方は5階建てだ。共に熱海市街を見下ろす高台の傾斜地への立地だが、別館の方が標高が高い。本館は狭いが各室にベランダがあるが、別館は2階にのみある。それも1階の屋根が大きくせり出しているところにアルミサッシで仕切られている部分にしか出られないため、屋根が邪魔で直下の視界が遮られてベランダへ出ても今一つ満足感が得られなかった。

別館の食事は朝夕食ともバイキングで、夕食は90分の時間制限がある。我々は6時15分のスタートを選んだ。レストランはフロントと同じ1階にある。指定されたテーブルに一旦は付いたが、空いていた窓際を希望して移動した。

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上はレストランでの熱海市街の眺望。直下まで視界を得られ、部屋よりもgood

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上:左、上から下へお造り(鮪、鯛、鰺、帆立)、鴨のロースト、茶碗蒸し、ごま豆腐、しらす酢和え)。お造りのみスタッフが持ってきてくれ、他は自由にテイク。

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思いの外おいしい料理にビールを取った。伊豆限定のサッポロ黒ラベルだ。

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上:左上から鰹たたき、蛍烏賊に蕗、たらの芽のお浸し、鴨の南蛮漬け、ホワイトアスパラガス同。

その他、天ぷら(きす、いか、ハス、シシトウetc.)、竹の子・アサリ・里芋のグラタン、豚バラ肉の西京漬け、ガーリックライス等をいただいた。

ビールを飲みながらにも係わらず、あるいはそれ故か、様々な料理を楽しむ事が出来、90分が必要十分に感じられた。

最後にフルーツ、デザートのケーキ、締めにカプチーノをいただいた。

周りを見るとほとんどのテーブルが空きになっていて、1,2組程度しか残っていない。

部屋に戻り、しばらくくつろいでから2130分頃B1Fの大浴場へ。半露天風呂がgood!建物内の浴槽だが外気との間仕切りがなく、大気を感じつつ温泉へ浸る贅沢が出来る。持参のbody towelで泡を目一杯立て体を洗う。はじめは内湯に浸かり、後は半露天風呂を心ゆくまで味わった。

5月12日(金)。最終日も天候に恵まれた。下は部屋から見た日の出。5時5分のもの。水平線の辺りはやや雲が多い。

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太陽の移動は速く、みるみる上昇して行く。下は5時14分。右から突き出ている防波堤の上に港を出て行く漁船らしき2艘が見えている。

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6時半大浴場へ。朝も温泉に入ることが出来るのは最高の贅沢である。陽光を感じながらの半露天風呂に入る至福の一時を過ごす。

朝食は8時から夕食と同じレストランでいただいた。

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私は朝食はほとんど洋式だが、この時は和食を選んだ。というのは、大好物のとろろがあったから。これをご飯へかけていただくのが最高においしい。

写真は左上から目玉焼き、鯖の塩焼き、塩昆布、海苔の佃煮、わさび漬け、とろろ、焼き海苔、オクラ、しらす大根、そしてご飯と味噌汁。

他にも多彩なおかずが用意されていて、ご飯はお代わり1回。

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最後はやはりコーヒーをいただいた。

チェックアウトは10時なので、小一時間部屋で過ごした。

13日(土)熱海では花火大会が予定されていて、たった一日前に滞在する皮肉を痛感していたのだが、当日は私の地元は悪天候に見舞われ、恐らくは熱海も同じだっただろうから花火は中止になってしまったと思う。

またこの日はMOA美術館へ行ったのだが、こちらも1314日の両日、何と光琳の「紅白梅図屏風」の特別展示が急遽決まっていたようで、矢張り一日のずれに涙を呑む事となってしまった。

MOA美術館のレポートは次項で。

かんぽの宿を発ち、MOA美術館へ。約5時間滞在して帰途に着く。

R135号を北上、途中真鶴道路に乗り再度R135に入って小田原に至る。国道1号を左折、沿道の鈴廣かまぼこ博物館へ立ち寄り、かまぼこetc.土産をGET。「箱根ビール」を目にし、珍しいので買う。これも鈴廣の製品で箱根百年水(?)を使用している由。たしか3種類位あったが、その内の「春めきペールエール」を1本GET

4時40分出発。小田原厚木道路に入り、東名海老名SAで約35分休憩。5時50分発。

東名のこの区間は渋滞へ巻き込まれる事が結構多いが、この時はスムースに流れていた。横浜町田インターで東名を降り、保土ヶ谷バイパスに乗って狩場線経由で湾岸を上り、アクアラインに入った(6時34分)。約10分後の6時45分金田料金所を出て地元の一般道路へ入った。7時4分に自宅へ無事到着。

(続く)

2017年5月27日 (土)

箱根・熱海-3

5月11日午後1時、芦ノ湖をモーターボートで周遊。と言っても下半分を一周しただけで、今回は湖上から富士を見られなかったが、波しぶきを上げて湖上を突き進むモーターボートで風を感じ、陽光をさんさんと浴び爽快な一時を味わえた。

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上:山のホテル専用桟橋から出発。航跡の元の方にある建物はホテル直営のサロン・ド・テ・ロザージュ。

下:芦ノ湖から見た山のホテル。見えている山は左端が駒ヶ岳。中央の無線中継基地となっているのが上二子山、その右が下二子山で、文庫山が重なっている。

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ホテルへ戻りショップで買い物、小憩後ロープウェイの発着点である桃源台を目指す。

我々は車で来ているため、これまで現地の交通手段を利用することはなかったが、ロープウェイは以前から気になっていて妻の希望もあって今回初めて乗った。桃源台から大涌谷までほとんど待ち時間なしでピストン輸送している。

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上:姥子~大涌谷間

下:ほどなく大涌谷が見えて来た。

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下は大涌谷駅からの眺望。

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左上から右下へ対角線状に下りる稜線の右側が従来から観光客が親しんで来た領域で山頂を見せているのが冠が岳。左側は2年前の新噴火口のある領域。山肌が大きくえぐれていて、地すべりが過去何度となく繰り返されてきているそうで、神奈川県が様々な対策を施しているとの事。

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仮設の架台が組まれた煙突から勢いよく噴煙が上がっているのは対策の一つでガス抜きをすることで噴火のリスクを低減している由。このすぐ近くに一昨年6月30日の超小規模噴火の噴火口があると4月22日のNHKブラタモリ箱根特集でやっていた。2年前は噴火警戒レベルが2から3まで引き上げられ、ゴールデンウィークから夏の観光シーズンの頃は大涌谷周辺への立ち入りが禁止され、箱根観光全体へ大きな影響があった、

下は従来の熱泉噴出箇所で、’07年に来た時は直近まで歩いて見学出来たが、今回は入り口の先は立ち入り禁止になっていた。

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ブラタモリはあと5月13にも箱根特集を放送しておかげで様々な知識を得る事が出来たが、取り分け興味深かったのは箱根の火山活動の歴史についてで、箱根は東西11km、南北8kmの外輪山で囲まれたカルデラ、それも複数回に亘る火山活動による複合カルデラという極めて稀な地形なのだそうだ。

そして箱根のシンボルと言っていい芦ノ湖も火山活動の所産だという。

約3千年前に神山が山体崩壊を起こし、姥子方面に火山性扇状地を形成したため、上流の流れが止まり、堰止め湖として誕生したのが芦ノ湖というわけだ。

現在の芦ノ湖は最大水深43mだそうで大変深い。ブラタモリではその地形の形成過程についても5月13日の放送で説明していた。

それによると、丹那断層に連なる箱根町断層と湖尻側の平山断層という二つの横ずれ断層が同時に動き、間に挟まれた部分が陥没して断層崖が形成され、芦ノ湖となる地形が出来たのだそうだ。

ブラタモリはそれに留まらず芦ノ湖の湖底に垂直に立った状態で沈んでいる立木の存在に触れ、それが外輪山の地滑りで湖底に沈んだもので、神代木(じんだいぼく)と言うそうで、周縁部は黒化しており箱根の特産物である寄せ木細工の材料として用いられている由。

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上は桃源台を出てすぐロープウェイから見た芦ノ湖。

大涌谷は黒玉子が名物で、私達も是非食べて寿命が長くなると云う触れ込みにあやかろうと考えてやってきたのだが、現実は甘くなかった。はじめは何の行列かと思ったが、聞くと黒玉子を求める人で、長さが半端でない。時間的な制約もあって泣く々々あきらめる事にした。代わりに多分ここでしか手に入らないであろう「大涌谷温泉たまご煎餅」をGET

大涌谷駅へ戻ると物々しい駅構内放送の最中で、火山性ガス濃度の上昇により早雲山方面の運行がストップしていて、利用客へ桃源台への移動を呼びかけていた。幸い我々が戻る方面が運転されていてほっと胸をなで下ろしたが、ロープウェイへは長蛇の行列が出来ていた。

桃源台へ戻り駅構内のショップで「燻製黒玉子」4個入りパックGET。駐車場の車内にてそれを1個ずつと昨日海老名SAで買ったメロンパンを食べ、小腹を満たして1554分熱海へ向け出発。

R75湯河原箱根仙石原線で元箱根へ向かい、国道1号へ乗り換え芦ノ湖沿いを走り、箱根峠で熱海箱根峠線に入る。熱海峠を越えると道路は急な下り坂が続き、エンジンブレーキを利かすためギアをドライブからセカンドへ落とす。程なく熱海市街へ入って行くが、平地部分が狭小で町並みは急な斜面の可成り上まで続いている。そして1650分かんぽの宿熱海へ到着した。

(続く)

2017年5月24日 (水)

箱根・熱海-2

山のホテルの魅力は芦の湖畔に面し、この時期のつつじとしゃくなげ庭園、また天候に恵まれた際は雄大な富士を庭園越しに望むことが出来るという絶好の地の利にあると言えるが、箱根温泉の大浴場を有し、ゆったりとお湯に浸かって日頃の疲れを癒やす事が出来る点も外せない。

また私はコーヒーが好きで、ショップで販売している山のホテルブランドの2種の内スペシャルブレンドが気に入っていて、ここでしか手に入らないのでGETするのはこのホテルへ来た時の楽しみの一つになっている。

そしてもう一つ、山のホテルの楽しみと言えば、レストランでの贅を凝らしたディナー、またテラスでの朝食である。

順番は前後するが、朝食の方から報告したい。

11日。朝食中富士を見ることは出来なかったが、ほぼ快晴と言っていい青空に恵まれ、さわやかな大気を感じつつ鳥の鳴き声を耳にしながら快適に朝食を摂ることが出来た。

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苺のフレッシュジュース、フルーツ(パインアップル、ブルーベリー、ミント)、カシスとニューサマーオレンジ(伊豆の特産)のジャム、ケチャップ、バター

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コーヒーも最初にサービスされた。途中何度かお代わりを重ね食後の締めもコーヒーだった。

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プレーンオムレツ、ソーセージ。妻は味噌漬けベーコン。

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クロワッサンとミルクパン。クロワッサンをお代わりした。

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テーブル花はスターチェリーといい、カーネーションの改良種だそうだ。前日のディナーも同じ花だった。

以下は10日のディナー。フランス料理「Vert Bois(緑の森)」。メニューは見開きの左にフランス語、右に日本語で記されている。またまた話が前後するが、朝食の際前夜もサービスしてくれたスーツ姿のスタッフの胸に付けられていたバッジのぶどうのデザインへ目を止めた妻が聞いたところ、ソムリエの資格を表わすバッジの由。後で記すがこの時ディナーで味わったワインについて彼がソムリエとわかったので説明してもらった。メニューのフランス語はシェフによるものだそうだ。

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白ワインを注文。CHÂTEAU DE LA MALTROYE , Bourgogne Chardonnai2,012年。

これだけ広い口のグラスは初めてで、香りをゆったり味わう為との事。ブランデーのような奥行きと深みのある香りと味わいがあった。下はそのボトル。

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一口オードブル。桜エビ、グリーンアスパラガスのフリットとグリーンアスパラガスの温すり流し。間にカレー粉がスパイスとして蒔かれていて、見た目にも洒落た感じ。

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オードブル盛り合わせ。上の小皿から右へ、つぶ貝、竹の子、ベーコンのブルギニオン。苺とフォアグラのテリーヌ、トースト。プチトマト、グリーンアスパラガス、マヨネーズクリーム。サーモンの蒸し焼き。サラダ(レタス)。皿の下に見える緑はクレソン・ソース。

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蛤、ムール貝、帆立貝のマリニエール香草仕立て。鯛のすり身と帆立のムースがムール貝の下に隠れている。

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魚料理。黒むつ、レタスを揚げて敷いてある。白ワイン、バターのソース。ホワイトアスパラガスとクスクス(パスタを細かく刻んであり、穀物のような食感)、香草のセルフィーユを乗せている。

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肉料理は3品からチョイス。上は私が選んだ国産牛ロース肉のグリエ、ジュ・ドゥ・ボー エストラゴン(香草)風味

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上は妻の方の牛タンのブレゼ、赤ワイン風味。グリーンピース、マッシュポテト、蕪煮、人参のグラッセ、小玉葱。牛タンは米国産との事。妻におすそ分けしてもらったが、舌にとろけてしまう柔らかさで、まろやかな味。

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上はステーキのエストラゴン・ソース。

そしてデザートは4品からチョイス。下は私のチョイス。

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皿の上から右回りに、苺とピスタチオのフレジェ、ココナッツのアイスクリーム、下にオレンジのゼリー、フルーツ(オレンジ、苺、メロン、グレープフルーツ)、ベリー

下は妻のチョイス。

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フルーツのマカロン、間にクランベリーとクリーム。ヴァニラアイスクリームとフルーツ(苺、メロン、ブルーベリー、グレープフルーツ)

最後は小菓子と飲み物

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左から焼き菓子、メレンゲ、生チョコレート

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妻はハーブティー。カモミール、レモン、ペパーミント、ブルーマローをミックス。蜂蜜付き。

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私はコーヒー。充実した食事の余韻に浸りつついただいた。

(続く)

2017年5月23日 (火)

箱根・熱海-1

5月1012日箱根・熱海方面へドライブ旅行をしてきた。走行距離は約300キロ。その殆んどが自宅と現地との往復で約260キロ、現地での走行は40キロほどだった。

全旅程を通して大したトラブルもなく、無事家に帰ることが出来た。箱根へは50代後半から毎年のように行っているが、毎回新たな発見があり、箱根の尽きぬ魅力の虜になっている。

一日目の10()は午後自宅を出発して途中海老名SAで小憩後小田原厚木道路から箱根新道経由で大観山インターから箱根町に入った。走行中特に山に入ってからは霧雨が降り続け、肌寒い一日だった。

芦の湖畔の山のホテルへ4時43分到着。フロントでチェックイン、ゲストルームへ。321号室で、これまでで最も良いロケーションだ。エレベータへも近く、窓からの芦ノ湖、庭園の眺望も大変good

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部屋から見る芦ノ湖は湖面が利休鼠色にくすみ、対岸は深い霧に包まれて幻想的である。

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ホテルスタッフによるとつつじの開花状況は三分咲きとの事。部屋から見るとなるほど緑が目立つが、適度に色づいてカラフルだ。

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写真でわかるとおり、歩く人は傘を差している。

程なく我々が庭園へ入った時は雨は止んでいた。間近に見ると確かに蕾のものが目立つが、既に見頃を迎えていたり、中には花弁がしおれ始めているものもある。つつじのかぐわしい香りが鼻腔をくすぐる。

明けて11日。打って変わって快晴とまでは行かないにしても陽光眩しい朝が来た。見え隠れはしたが見事な富士を見ることが出来たのは望外だった。

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上は8時半頃庭園への出入口辺でのショット。下は9時直前に部屋からのショット。

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前日とはがらりと変わり、山容もくっきり現われ、空の青に呼応して湖面は目の覚める青さである。

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上は8時頃のロビーの様子。下は同じ頃ラウンジ壁に飾られた絵画

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庭園は8時とチェックアウト後に各30分と前日の到着後と3回散策した。

下はつつじ庭園の様子。わずか10数時間しか経過していないが、昨日より開花が進んでいるのがわかる。

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以下はしゃくなげ庭園の様子。しゃくなげの花弁は本当に繊細である。

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(続く)

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