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2018年5月

2018年5月29日 (火)

箱根・富士宮の旅-1(山のホテルの庭園)

5月14~16日箱根・富士宮方面へドライブ旅行をしてきた。
出発前日午後から降り始めた雨は夜にかけて強くなったが、一夜明けると何事もなかったような穏やかさ、時間を追って晴れて行き、予報を覆す好天となった。
13:30に出発。途中海老名SAで約50分小憩し、いつも通り小田原厚木道路から箱根新道経由で大観山インターから元箱根に入った。
大変順調なドライブで16:30山のホテルへ到着した。

17:00から30分ほど、いつものように庭園へ。遠目には色とりどりの花が目を楽しませてくれるが、既に見頃は過ぎていて近付くとしおれかかったり、変色し始めたりしている花が目立った。遅咲きもあって、蕾のものもあったが。シャクナゲも同様で昨日の雨の影響か、地面に落ちている花が目立った。

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上は翌朝8時半頃部屋から見た庭園。富士が半分見えている。左に芦ノ湖。
下はシャクナゲ園入口から見たつつじ庭園と芦ノ湖。真ん中に見えるのは見南(けんなん)山荘の石碑。

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ゴールデンウィーク入り頃、ホテルのホームページのスタッフブログに早くも3分咲きの書き込みが入り、6日には見頃になったとあり、今年は異常に開花が早いのに驚かされ、やや意気消沈気味だったが、14日の出発直前にNHKで八代亜紀がナビゲーターで山のホテルのつつじ庭園が生中継され、確かに盛期は過ぎているがまだまだ楽しめる感触が得られ、元気付けられたのだった。

この番組でこの庭園の中心部分にある「八重げら」という株が、樹齢百年、3mを越える樹高を誇っていることを知った。

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「八重(やえ)げら」

また翌朝食後に、妻とこの株の前に立っていたら、番組に出演していたホテルの庭園スタッフの大橋氏がやって来ていろいろお話を聴かせてもらった。
14日は雲があって富士を見ることはできなかったが、翌朝は快晴で庭園から富士を見ることが出来、幸運を喜んだ。

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共に15日朝の庭園からの富士。

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5年連続この時期にここを訪れているが何と毎回富士を見ている。
つつじは昨年来た5/10-11が3分咲きだったので、それを踏まえて予約を入れたが見事に期待を裏切られてしまった。
それ以前は、2014(5/13-14)、16年(5/12-13)はほぼ見頃だったが、15年(5/20-21)は今年同様見頃を過ぎていた。
その年々の自然の状況に影響を受けるので、見極めは難しい。

それと今回の収穫というべきなのは、15日11:00からの「岩崎男爵が造った山のホテルの庭園 ツツジとシャクナゲの歴史」という講演を聴いたことだ。
講師は倉重祐二氏といい、ツツジ・シャクナゲの研究者で現在は新潟県立植物園長。山のホテルの庭園プロジェクトへ参画して、品種調査で来られたのを機に実現した企画との事。
ツツジ・シャクナゲの栽培の歴史と山のホテルの庭園のツツジ・シャクナゲについてと、家庭での栽培方法の話で、あっという間に1時間が過ぎていった。
ツツジは江戸期に全品種が出尽くしたそうで、1692(元禄5)年に出た「錦繍枕(きんしゅうまくら)」という図鑑をスライドで紹介しての説明、山のホテルのツツジ・シャクナゲの品種数と、貴重種が多いこと等、大変興味深かった。

講演のチラシを見ると、庭園プロジェクトは2014年の大雪でツツジ・シャクナゲが大きな被害を受けたことが契機となったそうだ。何気なく周回しているのみで、よもやそんなことがあったとは毫(ごう)もわからなかった。2014年は2月に私の地元においても、間を置かず2回、10年~20年にあるかないかの雪が降っている事を思い出した。

受講者へお土産に、樹齢百年の「八重げら」から採った穂木の苗木が一株づつ配られた。栽培法を教示されたのでしっかり育てたいと思っている。

庭園は14日と、15日8時と朝食後に計3回散策した。
下はつつじ庭園。

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小田急初代社長安藤楢六銅像が見えている。

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部屋の窓から。ほんのりした色付きなのも悪くない。ランドマークの杉と芦ノ湖、外輪山。

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西脇呉石生誕百年顕彰碑へ向かう途中下側からのつつじ庭園。
以下はシャクナゲ庭園。

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シャクナゲ園入口の様子。

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山の斜面に造園されており、階段を上り下りしての鑑賞になる。

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(続く)

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