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2018年11月26日 (月)

「京都・奈良の旅’18」-1

10月29日から11月1日まで今年も京都・奈良へ行って来た。
その前週先ず妻が、続いて私も風邪を引いてしまい、キャンセルを意識したが、幸い二人して体調も戻り、また旅行中は天候にも恵まれて無事戻ってくることができた。
60代後半の恒例の旅となったが、今年も意義深いものとなって嬉しい。

東京発9時50分のぞみ105号6号車10番D、E席。ESCでホームに出た所が丁度6号車。
今回は品川あたりからか、発車してすぐ富士が見え始め、それから静岡県まで雲に隠れることなく富士を堪能することができた。

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富士市あたりから見た富士。冠雪は頂上付近のみで北斎の版画を連想させる
前方を斜めに遮る緩やかな稜線は愛鷹山(と思われる)。その下に見えているのが新東名の架橋(と思われる)。(^^;
名古屋を出てから東京駅でGETした弁当「男飯(おとこめし)」を開ける。盛り沢山のおかず、食材も良いし味付けも良い。特に鮭の切り身が良かった。

12時8分京都着。京都滞在中はホテルグランヴィア京都へ連泊した。駅ビル内なので利便性ではこれに勝るホテルはない。ホテルへ直行してフロントで受け付け。ただしチェックインは3時からで荷物を預かってもらい、暫しロビーで一息入れてから地下鉄烏丸線で御池まで行き、妻と頂法寺会館の如哉庵へ義姉の参拝をした。

六角堂境内を抜け、六角通から高倉通を下がり錦小路通へ入る。

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狭い道に人が往来するので歩きにくいこと甚だしい。外国人観光客も目立ち、最早京都の台所とは名ばかりの観光スポットになっている。
麩屋町通を下がってすぐの「大藤(だいとう)」へ。

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京漬け物の名店で、千枚漬けは初代当主の創案によるものとのこと。
日持ちしないので日付指定の宅送にして購入。

麩屋町通を上がっていくと、石碑が目に止まった。

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八文字屋という本屋の跡地だそうで、自笑はその2代目。出版は江戸初期に京都で始まり、明治になるまで京都が日本一の座を維持していたらしい。道の反対側には京都市の指定文化財の風趣ある建築があったりと、歩いていると面白いものに出会う。公園で六角通へ折れ、柳馬場通を上る。三条通の交差点に出て風格ある建築物に行きあたる。後で分かったが旧日本生命京都支店で、辰野金吾の設計。
向かいのお店で京都文化博物館を訊ねるとあそこがそうですと笑われてしまった。知らずにすぐ近くまで来ていた。
三条通に面した部分は博物館別館で、旧日本銀行京都支店だった。設計は辰野。あいにくこの日は月曜で休館日。

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三条通側に「三条通歴史的建造物案内」という看板があり、通り沿いの代表的な建築物の位置を示している。辰野金吾の設計によるものは他に烏丸通に面する元第一銀行京都支店(現みずほ銀行京都中央支店)があり、三条通沿いに辰野設計の建築が3つもある。

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ブラ散歩気味で偶然だったが、昨年11月4日付け朝日新聞土曜版(be)「古都さんぽ」で紹介されている辰野建築の内、三条通沿いのものをすべて見たわけだ。(→’17.11/14)

文化博物館が休館なので仕方なく喫茶店で喉を潤すことにした。三条通は歴史的建造物のみならず洒落たお店も多く興味が尽きない。富小路通を過ぎたあたりの「KissaMaster」に入った。

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これはその入り口。

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個別の下足箱へ靴を入れて上がり、写真のカウンターへ向かって座る。腰掛けがフロアのレベルで足は一段低いカウンターの下に入れる。
ガラス越しに中庭。この写真では見えないが白砂利を敷き詰めた枯山水風の部分と、苔や植え込みが雑多に配され、石灯ろうと手水鉢、そこへ竹筒の鹿(しし)おどしと、一見趣味の良さそうな庭を賞でつつ、ゆったり寛げる環境。

東に向かい寺町通を横切るとすぐ河原町通の交差点だ。ここから先の三条通は道幅が広くなる。

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上は高瀬川に掛かる橋のたもとの佐久間象山、大村益次郎遭難碑。
ここから木屋町通に入り、高瀬川が脇を流れる瀟洒な通りを北へ向かう。幕末の偉人達の寓居跡とか史跡が目白押しだ。昨年は「高瀬川一の船入(いちのふないり)」跡を見た。(→’17.11/14)
御池通が目前に迫るあたり、今夜の夕食を予約している「梅むら」が見えてきた。

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その前に御池通の御池大橋たもとにある漱石句碑を見た。これについては別項で記すことにする。
(続く)

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