« 「京都の漱石句碑について」 | トップページ | 「ぱしふぃっく びいなす クルーズ」-2 »

2018年12月29日 (土)

「ぱしふぃっく びいなす クルーズ」-1

11月9日から11日まで「ぱしふぃっく びいなす 秋の味覚と世界遺産・熊野古道クルーズ」というクルーズ旅行をして来た。
奈良・京都旅行から1週間余で、余韻が冷めるか冷めないかというタイミングだったが、この機会を逃すと次のチャンスが来るかどうか分からないので決断した。
とはいえ、実は順番からするとこちらを先に決めていた。
5月1日発行の「広報きさらづ」5月号のトップページで、市の協賛事業としてこのクルーズが実施されるのを知って、妻共々一度は体験してみたかったクルーズ旅行を申し込んだのだった。

延べ3日間だが実際は横浜出港が17時で、帰着は3日目の朝9時なので最終日はあってないも同然。実質1泊2日みたいな日程である。
目的地の紀州新宮と横浜間は430km余りで、片道16時間の航海だから平均27km/hr(14.6ノット)出ているわけだ。往復とも夜間の運航なので、のんびりデッキで茫洋とした大海原を眺めるという船旅の醍醐味を味わうことは出来ない。

ある意味クルーズ旅行のさわりを知る入門編のような企画だった。
「ぱしふぃっく びいなす」の旅客定員は680人。カードキーにスペックが記載されており、
総トン数:26,594トン
長さ:183.4m、幅:25m、最高速度:21.60ノット(40km/hr)
などとなっている。
大型客船といっていいのだろうが、横浜港で桟橋の隣へ停泊中の船ははるかに巨大で(*)、「ぱしふぃっく びいなす」はそれほどの規模の船ではなさそうだ。今年は就航20周年だそうで、設備もそろそろ傷み始める時期かも知れない。

(*)下出の写真参照

12階までありパブリックゾーンは5階から。
キャビン(客室)は5、6、8、9、10階でメインダイニングは7階、8階にイベント会場のメインホール、ボートデッキがある。その他様々なアミューズメント施設を備えている。

我々は6階のGタイプのステートルーム、船内図で見るとかなり船首寄りで、波の影響を受けやすいポジションのようだ。主催会社の指定なので如何ともし難い。ただ階段、エレバーターへは近く、非常時には逆に好位置といえる。
映画上映をするシアターを挟む位置なので、シアターへのアクセスもGood。
キャビンのグレードはピンキリで、料金の差が大きい。我々の分相応の部屋にしたという次第だが、15.3㎡はいかにも狭く、水回りスペース、特にシャワーブースにしわ寄せされていて、水勢も弱くはっきり言って使い物にならない代物と言っていいが、居室の方はあまり狭さを不自由に感じることはなかった。

11月9日(金)12時木更津港を出港。

Img_8006

岸壁で催行されたイベント。

Img_8003

よさこい演舞。地元のゆるキャラも参加。

Img_8007

岸壁を離れた。

Img_8009

岸壁が遠くなっていく。

Img_8012

船内に掲示されていた航海図。現在位置が示されていた。

Img_8010

出航後間もなく昼食となる。バラチラシ。

Img_8011

抹茶、わらび餅。

Img_8014

キャビン。

Img_8015

6階にあるライティングルーム。図書の棚。ざっと見たが興味を惹かれる本はなかった。新聞もある。

Img_8016

アフタヌーンティー。ティータイムはふんだんにあって、無聊の慰めになった。
ケーキはオープンバーで自由にチョイスできる。

午後4時30分から避難訓練があった。キャビンで待機させられ、訓練の緊急船内放送を聞いて救命胴衣を装着し、8階のメインホールへ集合。グループ毎に分けられて、ボートデッキの救命ボートのナンバーを知らされ、有事の際は当該ボート所在場所へ集合するよう指示があった。
船なのでいざとなれば逃げ場がない。11月でもあり、遭難となれば助からないかも知れない。またTV等で南海トラフ地震のリスク増大についても最近しばしば流れるので、津波に襲われればこの客船はひとたまりもないだろう、とか不吉な事が頭をよぎっていた。

Img_8017

横浜港で隣の桟橋に停泊していた超大型客船。あまりの大きさに度肝を抜かれてしまった。
写真ではほとんど隠れているが、船体に’MILLENNIUM’と書かれているらしいことは辛うじてわかる。
たまたまだったが、後日この船は「セレブリティ・ミレニアム」であることが分かった。総トン数91,000、乗客定員2,158人、乗組員数は999人!!!

Img_8018

予定通り午後5時に横浜港を出航。あいにくの雨だったので、出航のセレモニーは7階のプロムナードで行われた。専属バンド(セントトロペスバンド)のBGMで乾杯をした。

Img_8020

サンドイッチバー。6時近い頃。夕食は2部制で我々は遅い方なのでこの時点で約2時間あった。6時からのコンサートを聴こうと思っていたが、シアターで上映されていたメリル・ストリープの「マダム・フローレンス」(2016、イギリス)という映画を覗いてみると面白いので席を離れることが出来なくなってしまい、最後までスクリーンに釘付けになってしまった。

そして夕食。
7階のメインダイニングで7時40分頃に席に就いた。

Img_8021

参加者が多いので料理が運ばれるまでしばらく待たされた。

Img_8033

鯖のマスタード風味のミルフィーユ仕立て

Img_8034

鮪とオクラのタルタル。春菊といりこのソース。

Img_8035

栗のポタージュ。シナモンの香り。

Img_8036

真鯛のポアレ、浅蜊ソース。長葱のグラチネ添え。

Img_8037

大葉のグラニテ。

Img_8038

レーズンパン、バゲット。共に自家製。

Img_8039

牛ほほ肉の赤ワイン煮ブルゴーニュ風。茸3種のグリル。

Img_8040

フルーツコンポート、ピスタチオのムース。

Img_8041

コーヒー

夕食は概ね9時まで。料理毎に皿が代わり、盛り付けも趣味が良く、楽しくいただく。

食後もイベントは続き、9時20分から10時までメインホールで落語を聴いた。柳亭芝楽という木更津市出身の落語家。
10時30分から11時までは11階オブザベーションラウンジで「ロス・ペイサノス・トリオ」。レキント(?)ギターと普通のギターそしてベースの外国人3人。9曲演奏。「キサス、キサス」、「コモエスタ東京」、「イエスタデイ」、「ダイアナ」、「また会う日まで」etc.演歌主体に幅広い。リードボーカルは3人が曲毎に交代していた。
この時は妻はキャビンにいた。

この日の締めは夜食。妻ときつねそばを食べた。
(続く)

« 「京都の漱石句碑について」 | トップページ | 「ぱしふぃっく びいなす クルーズ」-2 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ぱしふぃっく びいなす クルーズ」-1:

« 「京都の漱石句碑について」 | トップページ | 「ぱしふぃっく びいなす クルーズ」-2 »