« 箱根・富士宮(その1・彫刻の森美術館) | トップページ | 箱根・富士宮(その3・山のホテルの食事) »

2019年5月24日 (金)

箱根・富士宮(その2・山のホテルの庭園)

5月9日(木)17時30分山のホテルへチェックイン。昨年と同じ315号室だった。
しばらく部屋で気息を整えてから18時頃庭園へ行った。暮色が広がりつつあったが、まだ明るい。空気の方は大分ひんやりしていた。今回はそれに加えて翌日朝と朝食後と、都合3回庭園を散策した。

この時期の箱根へ来るそもそもは山のホテルの庭園の見事なつつじに魅せられているから。園芸作物とはいえ、その年々の気候が影響して見頃の予測が難しい。通常は5月中旬頃らしいが、昨年は既に見頃を終えていたので、今回は早めの時期としてみたが案に相違して5分咲きだった。

翌朝は大快晴。一点の雲もない。部屋のカーテンを開け、外界を目にした時の驚きと喜びは何物にも代えがたい。

Img_8420

6時45分頃部屋から見た富士。
地元から見る富士は「優美」という表現がぴったりだが、箱根の富士は「勇壮」でかつ清潔感がある。

Img_8422

7時50分頃庭園から見た富士。この写真をズームアップしても徴候らしいものが辛うじて認められる(ような気がする)が、右側の山際の冠雪の末端部分に定間隔で構造物らしきものが見えていた。形状が人工的で規則的に一定区間に並んでいた。一体あれは何だったのか?

さて、山のホテルの庭園の先ずはつつじ園から。

Img_8437

昨年もこのアングルからのショットをブログへ載せた。較べると今年の方が花は鮮やかである。

Img_8392

これは9日だが、株によって頃合いが違うのがよく分かる。

Img_8426

10日8時頃、同様に開花時期の違いがわかる。

昨年講演を聴いたツツジ・シャクナゲの研究者の倉重祐二氏の監修によると思われる銘板が今年初めて各所に見られたので、目に付いたものを以下に示す。

Img_8362

Img_8363

「八重げら」(江戸キリシマ)希少種。
山のホテルの庭園で最大の株。昨年はこの穂木の苗木を講演受講記念にもらって、すでに満開となって楽しませてくれたが、親の株の方は上のとおりこの時点で3分~5分位だった。いただいた方の花の色合いはもう少し薄い朱色という感じである。

Img_8365

「キリシマツツジ’ムラサキミノ‘」これは古い方の銘板。

Img_8367

「小紫」(オオヤマツツジ系)希少種。
見るとおり蕾で、これから開花という状態。

Img_8393

「紫琉球」(リュウキュウ系)希少種。
ほとんど白だが、銘板によれば薄紫色で斑点(ブロッチと云うそうだ)が濃い紫。

Img_8440

「飛鳥川」(オオヤマツツジ系)希少種。
というように、上に見たつつじはほとんどが希少種。

次にシャクナゲ園。
シャクナゲ園入り口にある案内看板によれば、シャクナゲ園には250株の内洋種、日本種が各100株、北米種のカルミアが50株で、5月上旬に見頃となるのは「ヒカゲツツジ」で日本種へ分類されている。
シャクナゲ園は山の北面の鬱蒼とした日陰部分にある。

Img_8432

Img_8433

上は急斜面を回遊する石畳。

倉重祐二氏の監修によると思われる銘板がシャクナゲ園へも設置されていた。

Img_8374

「キョウマルシャクナゲ」
日本種で、見頃だったことになる。希少種で、環境省の絶滅危惧種に指定されている由。

Img_8383

「フォーチュネイ」中国原産で、洋種に分類される。洋種の見頃は5月下旬~6月上旬だそうだが、優美な見事な花を咲かせていた。

Img_8387

「ノバ・ゼンブラ」洋種の希少種。

その他「マイケル・ウォータラー」、「ステラ・ウォータラー」の銘板があった。共に洋種の希少種だ。開花は見られなかった。
(続く)

« 箱根・富士宮(その1・彫刻の森美術館) | トップページ | 箱根・富士宮(その3・山のホテルの食事) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 箱根・富士宮(その1・彫刻の森美術館) | トップページ | 箱根・富士宮(その3・山のホテルの食事) »