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2019年10月

2019年10月23日 (水)

文化祭将棋大会

10月20日(日)木更津駅前のアクア木更津B館3Fホールで開催された市文化祭将棋大会に参加してきた。

毎年この時期に行われる大会で、3年振りの参加になる。
A級(四段以上)、B級(二、三段)、C級(初段以下)そして子供(小、中学生)が2クラスと大規模である。
全対局チェスクロック使用で、持ち時間は25分切れ負けという大変きびしいルールである。
この大会の特長は、地元のみならず千葉市、果ては横須賀市等遠隔地からの参加者がいることで、情報をネットで発信しているからだろう。
また今回は中学時代の友人と卒業以来53年振りで再会するという嬉しいハプニングもあった。

私は当初B級で参加していたが、成績が芳しくなくてC級に落として過去2回出たが共に3勝2敗で決勝トーナメントへ進んだことがない。
今回は優勝、とまで行かずとも予選リーグは抜けたいとの思いで参加したが、結果はやはり3勝2敗で、枠抜けは叶わなかった。
私のグループは8名で、午前中に3局、午後2局と各自5局戦い、勝つと勝ち点が得られるが、1局目8点で以下1点ずつ増えていき、5局目は12点となる。
私は1、4、5局を勝ったので勝ち点は31点、3勝2敗は他に2名いたが勝ち点はバラバラで私は4位で予選リーグの入賞をも逃してしまった。(^^;
トップの方は全勝だった。が、なんと決勝トーナメント進出の権利を放棄して帰ってしまった。

以下に3局目に対戦したトップの人との将棋を振り返ってみたい。
私の先手番。後手の作戦が独特な将棋で、左銀を進出させ引き角が8六をにらむ通常あまり見ない形で来られた。
棋譜は正確に記憶できていないので途中の局面からスタートしたい。

A191020

<局面A>5四飛まで

私が飛車を2筋から5四へ持ってきたところ。以下6五桂、4六角、6四角と進み、同飛車と飛車で角を取り、同歩、同角と進め、敵玉に直接狙いを定めた。
相手は4九飛。

B191020

<局面B>4九飛まで

王手銀取りだ。私は8八玉。ここで相手は4八銀へ手が行きかけるが、一旦出しかけると引っ込めを再三繰り返していた。相手の指し手を待つ時間が長く感じられた。
ここで腰を据える相手の強さを思っていたが、結局4八飛成りを着手して来た。

C191020

<局面C>7五角まで

私は7五角と打つ。
作ったような詰めろ竜取りが掛かった。麻雀でいえば大三元クラスの役満だろう。
どう見ても必勝形で、滅多にこういう形は出来ない。先方はというと、考え込んで容易に指さない。
そして5三歩が指された。
局面Cで将棋は終わったと思考停止してしまった私は、後はどう指しても勝ちだと思い、深く考えずに6三歩。
つくづく将棋は恐ろしい。6三歩に代えて4八角なら勝ちは動かなかったが、この手が敗着となってしまった。7八竜が好手で、以下同玉、6九銀。同玉は8七飛成りで負けなので、8八玉。ここで7八銀打ちが上手い。逆に詰めろが掛かってしまった。

D191020

<局面D>7八銀打ちまで

8二銀と飛車の利きを止めたが、8六歩、同角と玉の退路を断たれ、8二飛で銀を補充。
自玉は簡単な5手詰めである。8七銀成りを見て無念の投了となった。

相手の強さ、勝負所と見れば腰を落とし、一見上手そうな手でも落とし穴を疑い、広く局面全体を見る・・・指し進める姿勢に唸ると共に、将棋の奥深さを思い知る大会だった。

 

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